くすんだ色のボディに
たたきつけられた虹色の雨粒

名も無き音はかなしげに
壊れたラブソングを紡ぐ

優しさで固めたどんな言葉も
無意味になる夕立のあと

きみはたったひとりのきみを連れ出して


ここではない
何処かへ行く