病室の窓から飛び降りた君は
あの日
虹を追いかけに行ったんだ

「世界はこんなにもキレイだよ」

そんなの 嘘だよ




冷たい朝を知らせる置時計
チクタクチクタク
泣き方さえ知らずに

それでも朝日は容赦なく
僕の頬をぶつんだ

午前二時の悪魔
午前三時の天使
午前四時の君

みんな
即席の冷めた笑いで
やさしさを歌うんだ

「世界はこんなにもキレイだよ」

そんなの 嘘だよ