『はぁ…。』 次の日の放課後。 あたしはため息をついていた。 なんていうか…、 幸せのため息??ってやつ。 「何、ため息ついてんのよ。」 びっくぅ。 突然、麻理が背後から話しかけてきた。 やばいやばい。 幸せに浸ってたら、麻理がいたの、気がつかなかったよ。 『聞きたい??』 あたしは頬を緩ませながらも、麻理に聞く。 まぁ、答えに関係なく、喋るけど。