ていうか、今思ったけど…。 あたし、おせっかいだったかな。 大丈夫だよね!? 「あっ、ちょっと待って!!」 後ろから声が降ってきた。 思わず、急いでるのを忘れて、足を止める。 「ありがとなっ!!」 足を止めるばかりではなく、後ろを振り返った。 東條廉が、 あたしに、 ありがとうって言ってくれた…!! あたし、役に立てたんだ!! 胸がほっこりする。 あたしは幸せな気持ちで階段を降りた。 その日はもちろん遅刻だったけど、胸の中は満たされていた。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆