鈴以外の女を見てもちっともときめかない。 それは、 鈴がいい女すぎるから。 俺が鈴に溺愛してるから。 『俺、鈴一筋だしっ。』 こんなクサい言葉、なんかカッコ悪いけど、 鈴のためだったら、いくらでも言えるよ。 『だから…、』 「……。」 『これからも、俺と一緒にいてください。』 いかにも喫茶店らしい、小さめな机が宙に舞った。 俺の腰に細めの腕が巻きつく。