勢い余った絵理はあたしに体当たり。 いたたた…。 本当もう、絵理は元気がいいなぁ…。 『どうしたの??』 「大変大変!!さっき先輩に廉の情報聞いたんだけど…。」 ピピン!! 廉のことだとわかった瞬間、あたしのレーダーが反応する。 『何があったの??』 「それが…、ちょっと屋上これる??」 もちろん!! 廉の情報が手に入るなら、どこへでもついて行くし!! 頷いたあたしは、絵理に引っ張られ、教室を飛び出した。