そして治登は椅子に座ったままで、テーブルに置いてあった、コーヒーの淹れてあるカップに口を付ける。 眠気が覚めたところで、午後の執務を開始した。 書類の山に埋もれながら、仕事し続ける。 さっきふっと思い出した、若い頃のエネルギーはもうないのだが……。