手を繋いで会場に戻る。



「あ。」

「???」


突然声を上げた陸を見ると、ニヤリッと何かを企むような顔をしていた。



「振袖を脱がせるのは、俺だからな。今日1番の楽しみだし……全て俺が一枚一枚脱がしてやるから、楽しみにしとけ」


「////////!!!!」



何言ってるんですかぁ――!


せっかく収まったのに、また真っ赤になってしまった。








会場に入ると、さっきより倍近く参加者が増えていた。


「このパーティーは、どういうもの?」

「ん―…。未来の日本を支える人材を集めたもんだな」

「へぇ―……」



要するに、『頑張って日本を支えましょうパーティー』?



だから若い人が多いのかな…?