――陸Side――
静かな廊下を歩く。
D組の教室まで着くと、出入口の扉に寄り掛かり…教室の窓際の最後尾の席に目を向けた。
『………なんでいるの』
『用がないなら来なくても良いでしょ?』
『はい。今日のお弁当!』
人前じゃ……絶対甘えない。
しかし二人きりになった途端……
『眠たい………抱っこ』
『ギューってして?』
『キスしよ?』
『……ッ……大好き………』
気の強い猫から甘えん坊のチワワになる。
「……お前……どこにいんだよ」
化けてでも良いから、目の前に現れてほしい。
さっき、A組の教室の前を通った時……自分の机の上に、大量の包装された箱が積み上げられていた。
今日…11月16日は俺の誕生日。
静かな廊下を歩く。
D組の教室まで着くと、出入口の扉に寄り掛かり…教室の窓際の最後尾の席に目を向けた。
『………なんでいるの』
『用がないなら来なくても良いでしょ?』
『はい。今日のお弁当!』
人前じゃ……絶対甘えない。
しかし二人きりになった途端……
『眠たい………抱っこ』
『ギューってして?』
『キスしよ?』
『……ッ……大好き………』
気の強い猫から甘えん坊のチワワになる。
「……お前……どこにいんだよ」
化けてでも良いから、目の前に現れてほしい。
さっき、A組の教室の前を通った時……自分の机の上に、大量の包装された箱が積み上げられていた。
今日…11月16日は俺の誕生日。


