10時を過ぎた頃……
「お邪魔しま〜す」
カチャ……とドアを開けて…俺の部屋に杏がやって来た。
この頃…ようやく俺ん家まで迷子にならずに来れるようになった。
それまでは、毎日迎えに行ってたけど…。
それはそれで楽しかったんだが、本人はどう思っていたんだか。
「おはよ……陸っ」
ブニュっと両手で頬を挟まれた。
ニコニコ笑顔で俺の顔を覗き込む。
すると……ふと真顔になった。
「……また寝てないの?」
「へっ…!?」
「仕事?勉強…?…最近、寝れてないでしょう?」
心配そうな表情で、俺の頭を撫でてくれる。
この子は……。
「疲れてるの?心配事とかある?…あんまり頑張り過ぎないでね?」
『あたしの大事な彼氏様?』と続けて微笑んだ。
「お邪魔しま〜す」
カチャ……とドアを開けて…俺の部屋に杏がやって来た。
この頃…ようやく俺ん家まで迷子にならずに来れるようになった。
それまでは、毎日迎えに行ってたけど…。
それはそれで楽しかったんだが、本人はどう思っていたんだか。
「おはよ……陸っ」
ブニュっと両手で頬を挟まれた。
ニコニコ笑顔で俺の顔を覗き込む。
すると……ふと真顔になった。
「……また寝てないの?」
「へっ…!?」
「仕事?勉強…?…最近、寝れてないでしょう?」
心配そうな表情で、俺の頭を撫でてくれる。
この子は……。
「疲れてるの?心配事とかある?…あんまり頑張り過ぎないでね?」
『あたしの大事な彼氏様?』と続けて微笑んだ。


