君に届けたくて




「あーっ!!
山の方が大きいよ!!」


紅美ちゃんは嬉しそうに言う。


灯美ちゃんも嬉しそうだった。


私も大きな砂山が完成して
嬉しかった。


けど、
想斗君は不満げだ。


「僕の身長を抜くくらいの山て…
山に見下されてる気がする」


そう言って、
想斗君はふてくされてしまった。