君に届けたくて




「佐々木先生、
いらっしゃいますか?」


「あぁ、僕が佐々木だ。
君が佐野 玲美さんだね?」


眼鏡をかけていて
ふっくらとした体型の男の人が
立ち上がり、答えてくれた。



「はい。
よろしくお願いします」