「もう、春よね…。
お花見に行きたくなるわね」


そう言って、
桜花の髪に付いてた花びらを
母さんは取っていた。


………お花見?


「それだっ!!」


バンッ


気がついたら、
俺はおもいっきり机を
叩いていた。