プップー! 足元を見ながら歩いていると、車のクラクションが聞こえた。 道の方を向くとそこには車の窓から顔を出すパパがいた。 「乗ってく?」 何でいるんだろう? ありがたいから乗るけど。 「いやあ、営業でこの辺回ってるんだけどさ。大学の近くだから空いるかなぁと思ってたら本当にいたよ」 「仕事中だよね?」 「まあね」 まあねって。 こんなことしてていいの?