ベッドに横たわり、顔に白い布がかかっている笑の姿だった。 急に現実を突きつけられた気がした。 そっと笑に触れてみる。 笑は驚くほど冷たかった。 なぁ、笑。 なんでこんなとこに寝てるんだよ。 そんなの考えなくても答えは出てる。 笑は死んだんだ。 『馬鹿…。』 小さく呟いた。 『帰ってきたら続きしようなって約束したじゃん…。』 俺の嘆きは沈黙の中に消えていった。