紫陽花なアイツ


ピタリと止まって、二人を凝視する。

多分…あたしの予想が正しいのなら。

「これ、巧っていうらしい。」

「…うん。」

「こいつ、染井夜志乃。」

あたしに友達を作ってくれてるらしい。

女子も何人か来て、葉介と喋る。

小さい頃からずーっと葉介の後ろに隠れていたし小学校の友達が誰一人クラスにいないから、とても助かった。

やっぱり、葉介と同じクラスでよかった。

「ありがと。」

「…は?」

ってとぼけてたけど。