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高級ホテルの最上階。

スイートルーム



ベッドの上で、男の隣に腰掛けて妖艶に笑う。


『フ〜ン……結構効いてるじゃない♪』




綺麗に手入れされた爪で男の頬を撫でる。




『バカな女よねぇ〜?
“滝本陸”が―――に操られているとも知らずに……。』



バックから小さな水晶玉を取り出す。



手の平で転がし、それを眺めた。



『まぁ……あの女はただの人間だから、滝本陸を元に戻すことも出来ないけど。』



―――に歯向かった罰…。



でも、まだまだ罰は続くわよ?


何処まで耐えられるのかしら?





『…自殺まで追いやったら成功かな?』



クスリと笑みをこぼした。



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