「おはよー!!」 元気よくそう言って、私は教室の中に入った。 そして教室の中にいる一人一人に挨拶をして、私は自分の席に座った。 「よ、こーはる!!」 勇悟がそう言って、私の背中をバシッと叩いてきた。 「いったあ!!」 「おはよ、小春!」 背中をさすりながら、「おはよ。」と軽く挨拶を返した。 「あれ、何か今落としたぞ?」 「え??」