「あちっ!」 足先に落ちて、パンプスに灰がついてしまう。 「大丈夫っナナちゃん」 「うん…ありがと」 こんな子、見たことないな…可愛い子は見逃さないし。 顔をじっくりと見るけど誰だかわからない。 「あたしは目立たないから分からないよ。ちなみに宮坂まりやだよ」 宮坂まりや… 「あの宮坂まりや!?」 名前を言われるまでわからなかった。