その後、 祐が一言だけみのりに言った。 「頑張ったね」 空を見つめたまま言う祐ちゃんは… もしかしたら あたしが泣きづらいと思って 振り向かないのかもしれない… そう思ってみのりは祐の目の前に立った。 そして笑顔を作る。 「うん、頑張っちゃった」 そんなみのりに祐が微笑んだ。 …あたしの涙はどこに行ったんだろう びっくりしすぎて どこかに隠れちゃった…? …もう出てきてもいいんだよ? 失恋したのに 涙も出ないなんて… 変な気分だった。 あたし 振られたんだよ…? .