普通に・・・未来から来たって言って信じてもらえるだろうか・・・・・・ 家のクローゼットがこの桜の木の穴に通じてる・・・なんて・・・ お伽話じゃあるまいし・・・・・・ 『言っても・・・信じないよ・・・・・・』 『いいから。言え』 奴の俺様な口調にも今はツッコミを入れられない それくらい・・・真剣な顔で私に聞くもんだから・・・・・・ 『・・・未来から・・・・・・』 信じてもらえるんじゃないか・・・・・・と、浅はかな希望を抱いて・・・・・・ 言ってしまった・・・