大学から真っすぐマンションへ帰り、 玄関のカギを開け、リビングに向かうと、 「んー・・・うー、うーん」 なんだか、おかしな声が聞こえた。 近づくと、 この部屋の主が、 ソファに横になり、顔を真っ赤にし、グッタリしていた。 「ど、どうしたんですかっ?!」 「あー?・・・・市居くーん?」 ぼーっとした表情で、俺を見つけたようだ。