美耶子の電話を切ってから、
悠二に、マンションに行くから、とメールをして、
スーパーに食材を買いに出かけた。
悠二の好きな、サンマと野菜類、材料を買い込んで、マンションに向かった。
マンションの入り口で、部屋の暗証番号を押し、エレベーターに乗る。
10階について、悠二の部屋の合鍵で、中に入る。
キッチンに行くと、
テーブルには、朝、食事した時のまま、お皿とカップが残っていた。
それを、キッチンで洗い、買ってきた食材で調理を始めた。
しばらくして、
玄関の方から、ガチャンと音がした。
悠二が帰ってきた。

