ラブ☆シェア


リビングへ入ると、


美耶子の周りを皆が囲んで、
何かを見てる。


「どうしたの?」


珠樹と顔を見合わせ、
皆に問いかけた。



「実さん、やっぱりカワイーイ!」


何かを見て、それから、
私を見る、理子ちゃんと、由梨ちゃん。


「えー?、でも、俺、今の実さんの方が、いいナァー」


「俺もー」


って、
隼人くん、哲弥くん、
何?今の私って?


近づいてみると・・・


「・・・・ぃやぁーーー、美耶子ったら、
何、みんなに見せてンのよぉぉぉーーー!」


美耶子と出会った頃に写した写真・・・

すぐに
美耶子の手から、それを奪った。


「んもうっ、美耶子のばかぁーー」


「ふふふ、いーじゃないのよぉ、
昔の実、可愛かったんだから、
ねー、そうデショー?」


皆に同意を求める美耶子に
うん、うん、とみんな、頷いてるし・・・


もー、恥ずかしいったらー


「へぇー、ホントだ、
実、結構、可愛いよ、
でも、肌は、昔の方がハリあるケド・・」


いつの間にか、手に持っていた写真を奪われ、
珠樹が、じっくり見ていた。


は、肌って、どこ見てンのよぉ


「まぁ、いいじゃないの、
今日は、ケガした実を、励ますために、
みんな、集まってくれたんだからっ」


え?あれ?