ずっと、


珠樹に触れたかったの・・・・


ずっと、こうしたかったの・・・・


砕けそうになるキスの嵐に酔いながら、頭の片隅で叫んでいた。


いつの間にか、


着ているものを全て剥がされ、


隠そうとする私の手を払いのける。


「ダメ、俺にちゃんと見せてよ・・・
あぁ・・・キレイだよ、実・・・」


そんなに、見つめないでほしい・・・



彼の甘い囁きが胸を熱くする


露わになった彼の素肌


しっかりと整った筋肉に


私の身体を愛する彼に、


22歳という若さの表れ、


私・・・彼についていけるの?


そんな心配を余所に、


彼の手が下半身に滑り降り、私のもっとも敏感な場所を、ゆっくり焦らしながら探しだす


「…っぁぁ、…ねがいっ…た…きっ…」


声にならない声で彼に強請る。


宙をさまよう私の手を、彼の手がしっかりと絡め取る。


安心した途端、


彼の熱いモノが、私の体の中に入り、彼が腰を揺らす。


お互いがお互いを求めた。


全身の全てで、彼を感じて、甘い痺れと共に、快感が体を貫く。


2人とも一度なんかでは足りなくて・・・


外が明るくなるまで、何度も重ね合った。