ラブ☆シェア


「珠樹、お店終わったらちゃんと連絡してね」


「あぁ、実こそ、出掛けずにちゃんといろよ」


珠樹のお店では今日、カウントダウンパーティーが行われる。


私も、放送が無いから、誘われたけど、


あの煌びやかな空間は、やはりニガ手・・・・


お店が終わったら、二人で初詣に行く約束をした。


「隼人とかが来ても、ドア開けるなよ」


「え? 何で?隼人くんが?」


不機嫌そうなカオを私に向ける。


「あいつ、実に振られてから、遊んでないんだよ・・・
俺にしょっ中メール来るし、部屋にでも来そうな勢いなんだよな・・・・」


そういって、溜め息をつく。


「そんな、心配しなくても大丈夫じゃない?
だって・・・・・」


「だって・・・・?」


私の顔を覗きこむように顔を近づけた。