ラブ☆シェア


俺の声に気がついた隼人は俺の方を振り向いた。



「タマ…キ」



実さんから、離れた隼人、



そして、



力が抜け、床に崩れるように倒れこむ実さん。



俺は、すぐさま、実さんに駆け寄り、



体を支えた。



息がぜいぜいとあがって、



そして、



全身、震えていた。



そんな実さんの肩を、



俺は、しっかり抱きとめた。