ラブ☆シェア


TVの音と、キッチンでお茶を淹れるのに夢中で、



気がつかなかった・・・・・



彼が、足音も立てずキッチンに来たことを。



紅茶の葉を取ろうとして、棚に手を伸ばした瞬間、



私の腰に・・・・



彼の腕が巻きついてきた。




「キャッ! ちょっ、ちょっとっ!!!」




「・・・・・・」




無言で、私の腰に腕をまわしたままの彼。




「は、隼人くんっ! 離してっ!」