右手が
ジンジンと痛む・・・


それ以上に、
私の心が痛くて・・・痛くて・・・


「・・・なん・・・でっ・・・
・・・っ・・・くっ・・・うっ・・・うっ・・・」


涙が、止まらない・・・


足は、自然と
悠二のベッドルームに
向かう・・・


先ほど、キレイにベッドメイキングし終わったその上に、そのまま座り、
涙が出なくなるまで
泣いた。


悠二を好きでいることが
何故、いけないの・・・?


好きなだけなのに・・・