「ハァ・・・ハァ・・・
実・・・、何かあった?」
一度目の行為を終えて、
私に跨ったまま、見下ろして言う悠二。
「え? なんで?」
じっと見つめる悠二の視線に何か見透かされてる気がした。
「なんか、今日・・・
いつもより、実、刺激的だったぞ・・・
それに、声、甘すぎだろ?!」
私の頬を指先でスッと撫でる。
「そ、そう?
だって・・・
久しぶりだモン・・・」
見つめる悠二の視線が痛くて、
少し目を伏せた。
「実、白状しろ?! 何あった?」
おでこをくっつけて、目と目が間近になった。
そして、私の横に、横たわってじっと食い入るように見つめられた。
「・・・・怒らない?」
「怒られるようなことしたのか?」
私のおでこをピンっと小突く。
「ったっ・・そんなんじゃないケド・・・・
実は・・・告られたの・・・」
「え?! 誰に?」
横たわっていた悠二は
上半身をベッドから
起こした。
「ルームシェアしてる子の友達に・・・」
「いくつだ?そいつ?」
「その子と一緒だから、22かな・・・・」
「はははは、お前、何気に、モテるんだなー」
ベッドのにいるわたしの頭をクシャクシャと触った。
「もー、人事だと思ってー」

