兄である国王ともそれで合意していた。
秘密を抱えて兄が逝った後、彼の息子には伝えておかなければならない。
「あなただけが知っておけばいい。
見ていただきたいものがここにあります」
ゆっくりとした動作で立ち上がり、壁にかけられた絵を外す。
その後ろに隠されている金庫は頑丈なもので、
破壊しようとしても難しく、
複雑な暗証番号を入力しなければ開けることができない。
その中身を見せられて、ディオは顔色を変えた。
それはディオが生まれる前、死去したフィディアスについての記録だった。
ある貴族にそそのかされて、自分が王位に着くことを望んだ彼。
計画は事前に漏れた。
ディオの目の前にあるのは、秘密に行われた裁判の記録だった。
フィディアスは、病死に見せかけて処刑。
そしてもう一人。
「サイリーン・シルヴァ?」
記されていたのは聞いたことのない名前だった。
秘密を抱えて兄が逝った後、彼の息子には伝えておかなければならない。
「あなただけが知っておけばいい。
見ていただきたいものがここにあります」
ゆっくりとした動作で立ち上がり、壁にかけられた絵を外す。
その後ろに隠されている金庫は頑丈なもので、
破壊しようとしても難しく、
複雑な暗証番号を入力しなければ開けることができない。
その中身を見せられて、ディオは顔色を変えた。
それはディオが生まれる前、死去したフィディアスについての記録だった。
ある貴族にそそのかされて、自分が王位に着くことを望んだ彼。
計画は事前に漏れた。
ディオの目の前にあるのは、秘密に行われた裁判の記録だった。
フィディアスは、病死に見せかけて処刑。
そしてもう一人。
「サイリーン・シルヴァ?」
記されていたのは聞いたことのない名前だった。



