甘めな恋愛ショート集




3センチ…
2センチ…
1センチ…

唇との距離が縮む。
コータの吐息が
唇をくすぐった。

そして


重なる唇。


柔らかくて
熱をもっていた。


微かに震えていたのは
アタシの唇か
コータの唇か。

目を閉じていても
触れた唇から
わかる、
コータの顔。