recollection‐寄り添う音楽‐

ノンフィクション・実話

彩牙/著
recollection‐寄り添う音楽‐
作品番号
233296
最終更新
2010/07/08
総文字数
115,452
ページ数
476ページ
ステータス
完結
PV数
75,954
いいね数
0
ランクイン履歴

ノンフィクション・実話37位(2009/07/04)

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ノンフィクション・実話37位(2009/07/04)

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大人なんて大嫌い。
なのに、ね。

東 和奏(12歳)
中学1年吹奏楽部
《家族なんてくだらない》


山瀬 啓太(30歳)
中学校音楽教諭
吹奏楽部顧問
3年B組担任
《昔はそう思ってました》


素直にならない声の代わりに
音色と
ノートへの言葉で
私は伝えられた。


思春期の少女の複雑な気持ち。

大人って何?

過去の傷跡?

向かうのは、未来。


音楽と傷跡と
僕らが織り成した物語。


3月25日~8月26日

28日『謝辞』追加
※レビュー感謝など挨拶です


…感動的な結末じゃない。
現実はこんなもん。
…けど、悪くないかな。


目次

  • 序曲‐手紙‐

  • 奏者

    • leggiero

    • animato

  • 楽譜

    • espressivo

    • dolce

  • 指揮者

    • maestoso

    • stringendo

    • concours

  • 五線譜

    • risoluto

    • allardando

  • grazioso

  • Presto

  • 部活ノート

    • poco a poco

    • horn

    • cantabile

    • note

  • 進路

    • 記憶の音色

    • 準備

    • ひねくれた素直さ

    • 最後の合奏

    • 2つのお願い+

  • 終わりとはじまり

    • 1年A組

    • 吹奏楽部

    • 山瀬啓太

    • 海の学校

  • 刹那

  • あとがき

    • おまけ

    • 謝辞

この作品のレビュー

★★★★★
2009/09/12 20:47
投稿者: 未織 さん
本当に素晴らしい作品です。

文章の構成もとても素晴らしく 決してきれいごとではない、 でもすごく味がでていて とてもいい作品です。

続きを見る
★★★★★
2009/08/26 19:25
投稿者: 相楽 さん
悔しいくらい、貴方は幸せそうで涙が出た。

ただ甘々で、 先生はアタシを好きになって、 目を盗んでキスしたり? ありがちな「先生×」… …そんな夢、この作品の前にはあまりにも安っぽすぎる。 重く、軽く、 優しく、哀しい―…… ゆらゆら、揺れる波のような日常を腹の中に溜めて生きる和奏。 すきなんだ。 だいきらいなのに。 優しい音が聞こえる。 その音楽と、その空間を愛した作者にしか書けない世界観。 臨場感たっぷりの合奏シーンには拍手。 読み終わっても本棚に入れておきたい、素敵な“楽譜”。

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すべての感想数:17

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