甘めな恋愛ショート集




「制服デート、今度しようね」

真っ赤になったアタシは
コータをデートに誘った。

「良いよ、じゃあまたな」

コータはそう言って
教室に戻ってしまった。


ぽつん、と
アタシは残された。

ブラウスの第一ボタンを外され
微かに覗く胸元。

「…コータ…」

熱に浮かされたよう
アタシは呟いた。