潮騒の中 俺に寄りかかり眠るサキ 当たった肩の部分だけが暖かい 眠るサキに懺悔を繰り返す 幼いお前から何もかもを奪った 与えるものはお前から奪ったものの価値には到底満たない 許しを請うわけではない どれほど悔いようとも罪は消えない 誰よりも俺は自分を許し難く葬り去りたかった これ以上サキの傍で彼女の慈悲を一心に受け 穢し 悦ぶ 許されない お前の全てを奪った者には与えてはならない幸福