私が海に還るまで

ランクイン履歴

その他4位(2010/05/04)

その他

モモ屋/著
私が海に還るまで
作品番号
330732
最終更新
2010/07/12
総文字数
19,353
ページ数
79ページ
ステータス
完結
PV数
82,700
いいね数
0
ランクイン履歴

その他4位(2010/05/04)



その人が差し出した手を
引っ込めようとした瞬間



私ははじかれた様に
その人の手をつかんでいた



___________


私達に輝く明日なんて


やってこない


だって私達は罪を犯した


2つの大きな罪



__________


シュウ × サキ


__________



シリアス


※犯罪、血、暗い表現あります


禁断度
★★★★☆

09:10start
10:02end



10:04:27
野いちごオススメ作品に選ばれました



この作品のレビュー

★★★★★
2010/06/15 15:02
投稿者: 桜井 響華 さん
ネタバレ
海に還ろう

いつか、私が海に還る日まで…待っててね。

今はまだ行けないから―――……

*****

読み始めたら、一気に最後まで読みたくなりました。

続きが気になって、捲る手を止められない程。

復讐から始まるストーリー。

憎しみから始まり、最後は愛に変わる。

それはとても楽しい日々でもあり、罪悪感を感じさせられる日々でもあり…

悩み、愛しながらも、最後は居るべき場所に還ろうとする。

最終章で全てが明かされます。

とても面白く、ドラマのような仕上がりでした。

オススメします。

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★★★★
2010/03/06 16:55
投稿者: 空波 刻羅 さん
ネタバレ

海はそこだ、繋いだ手を離そう。


別れじゃない、ただ帰るだけで、罪の消化。


二人で作った、二つの罪。

どちらかが欠けては決して生まれなかった罪に、生かされ、殺され、涙した。


そうして罪は残留し、ある約束を作る。


――また会おう。


罪を共有した二人だけの物語。


出会えた喜びはあったのかは知らないが、愛している気持ちを確かに受け取った。

出会えて良かったねと言えばいいのか知らないが、二人の存在は“縁”があったからこそかけがえない存在に見えた。


そんな物語。
とある二人が確かに愛し合った、後味がある物語でした。

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この作品のひとこと感想

すべての感想数:19

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