時間が時間なだけあって

誰も居なかった。

私は1人で時計を気にしながらも

満喫していた。

そしてもう少し温まりたかったけど

制限時間が迫っていたので

諦めてお風呂から上がった。

着替えを済ませ頭を乾かして

現場の人たちの部屋に戻る。

「どやった?温泉」

そう聞かれて私は

「時間なさすぎ~。

もっと長い事おりたかった」

そう答えてたろうを探す。

まだ戻ってきていなかった。