仕事に向かった私は 朝の出来事をできるだけ 思い出さないように もくもくと仕事に取り掛かった。 お昼前にまこから着信を知らせる ランプが光っていた。 そのまま無視をし お昼休みになっても かけ直さなかったら またかかってきた。 何か用事があると想って 電話にでたものの 用事はなかった。 これから束縛など うるさくなる前兆かと想うと 恐くなった。 仕事が終わっても 帰りたくない気持ちが強くて 実家で少し時間をつぶしてから 帰った。