ジュリエットに愛の花束を。



凛とした微笑みに、衝撃を受けた。


あたしが考えていたような、やきもちだとかそんなレベルを超えた感情で、里香さんはお兄ちゃんとの事を考えていて。

その考えに、少しの迷いもなさそうに見えた。


「それにね、久しぶりの実家もいいもんだし。楽チンでずっと居座っちゃいそう」なんて笑う里香さんが、すごく眩しかった。


キラキラ光るクロスのピアスが、よく似合ってた。


自信をなくした……。

っていうか、元から持ってなかったけど、それを大して気にしてなかっただけかもしれないけど。


とにかく、そんな今のあたしには。

キラキラキラキラ眩しすぎる里香さんが、羨ましくて見つめられなかった。