【完結】─続─泣き虫姫のご主人様



 すっかり稚尋を尻に敷くようになった澪。


 女の成長とは、時に恐ろしいものだ。


 稚尋はため息をつき、バツが悪そうに頭をかいた。




「分かったよ……行けばいいんだろ、行けば」




「よかったねー心咲くん! 稚尋オジサンも一緒に遊んでくれるってよ!」




「オジサン言うな」




 なんだか楽しい1日になりそう。



 澪の心は久しぶりに平穏を取り戻していた。