「キティ・・・」 また、雨が降ってるな。 家の中なのに。 「キティ、ありがとう。・・・ありがとう」 よせよ。 照れるだろ? 「私、キティがいて、誠一が生まれてくれたから、今まで頑張れたの」 そんなはず無いよ。 俺は何もしてやれなかった。 君は、自分の力で立ち上がって、歩いてきたんだ。 「キティ、大好きよ」 あ~あ。 100万回生きた○コってお話、無かったっけ。 俺、あれやりたい。 君の元に、100万回生まれ変わりたいよ・・・・。