『がはっ…』


亮は倒れそうになったが、歯を食いしばり根性で踏み止まった。


そしてポケットから家族の写真を取り出した。


そして亮は写真を握りしめ黒ずくめたちを睨みつけた。


『はぁ…はぁ…俺は葉山亮。希来夢の血が流れていようがいまいが、我が息子には絶対に手を出させん!!』


亮は大声で叫び、機関銃をまた乱射しながら黒ずくめたちに向かっていった。


『怯むな!!希来夢を抹殺しろ!!』


警察官のその叫びをきっかけに、黒ずくめたちは攻撃的に銃を発砲しまくった。


次々と銃弾が亮を襲い、それでも亮は機関銃を手に黒ずくめたちに向かっていったのだった。