『俺はその根性がある所が気に入ってんねんけどな…。その根性、きっとこれから先の戦いに役立つで』


四季神時也は笑顔で告げた。


『役立つ?ふざけるな…俺は裕太のところへ行かなきゃ…』


亮は脇腹を押さえながら武器庫を出て行った。


『あーあ、また同志がいっちゃったね…』


水無月あおいは残念そうに告げた。


『殴られたら殴り返す…いくら沸点が低い時也とは言え、傷口まで踏むなんてエグいな』


上山翔はそう言って、痛そうな表情を見せた。


『さて…あとは、誠也か…』


四季神時也はそう言いながら相沢誠也の方に目をやった。