私は眠りつづけた 夜になっても私は 深くて長い眠りの中にいた 彼が来たのも覚えていないほどの 久々の深い安らかな眠りだった どれくらい経っただろう 気がつくと 朝になっていて 警察が来ていた 久しぶりの事情聴取だった 何か思い出したことは? いえ… なにも 私は微笑んでいた いいえ なにも…