ケータイ小説 野いちご

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    • 同級生
    • 切ない【お題】

    私には今付き合っている人がいる。付き合って1週間しか経っていない。

    (教室に忘れ物しちゃったよ〜)

    教室に取りに入ろうとした時、話し声が聞こえた。

    「お前って今付き合ってる彼女とどれぐらい経った?」
    「1週間。そろそろ別れてもいいかなって思ってるけどな」
    「マジかよ笑。今回は早いな」

    入るタイミングをなくした私は盗み聞きをしていた。だって聞き覚えのある声だったもん。

    「だってあいつ、地味だし、どこかに行くって言っても図書館とかだしさ。つまらないんだよなぁ」
    「デートに図書館とか笑」
    「だよな。デートで図書館はねーわ笑」

    気がつくと私は泣いていた。
    あれ?おかしいな。私の事本気で好きになる人なんていないって知ってたはずなのに。なんでかな。
    その場にいる事が辛くなった私は、走って逃げたのだった。

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    • 幼なじみ
    • 放課後
    • 切ない【お題】

    私たち2人は小さい頃からいつも一緒にいた。

    なんかもう家族みたいなもので、お互いが異性だなんて意識したことがなかった。

    でも、ある日の帰り道──

    「俺さ、隣のクラスの子に告白されて、付き合うことにした」

    「はぁ!?」

    最初はよく知らない子と付き合った彼にイライラしていたけど、次第に謎のモヤモヤが増えていった。

    そして私は気づいた。

    この気持ちが『恋』だということに。

    「もう一緒に帰るのやめない?」

    そう言う私に、

    「なんで?」

    彼はあっけらかんと答える。

    「ほら、彼女に悪いじゃん」

    そんなの嘘なのに。

    「そっか」

    気づいてよ。

    「じゃあ、明日からはやめとくか」

    そんなこと、言わないで……

    本当は彼女の話を聞くのが嫌だった。

    彼女とお揃いで買ったキーホルダーが目に入る度辛かった。

    私が彼女になりたかった──

    開く閉じる

    • 幼なじみ
    • 切ない【お題】

    今日は私の17回目の誕生日
    ·····そして、大好きな人とのお別れの日


    ピッピッピッピッ

    「満夜(まよ)、グスッなぁ逝かないでくれよ。俺、お前がいなくなったらどうすればいいんだよ」

    「ごめん...ね、海都。そん、なにッ...泣かないで。ゎたし、海都と入れて、幸せだっ、たよ」

    ごめんね海都。ずっと一緒にいられなくて。

    「満夜...俺もっ幸せだった!グスッ俺、満夜のこと支えてやれたかな?」

    「もちろん。」

    「私ね、海都の...お嫁さんになって...ゎたしたちの子どもと笑って生きるのが夢だったんだよ。でも...叶わなく、なっちゃったね」

    「俺もッ同じ夢、持ってるよ。そんなの、来世で叶えればいいじゃん」

    「そう、だね」

    「あぁ。約束だ」

    「約束、だよ!」

    「満夜、俺の彼女でいてくれてありがとう」

    ピーーーーー

    ·····ありがとう、海都。来世でまた逢おうね。

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