「……玉置君、……鼻水出るなら──」

スゥっと息を吸って、なるべく自然に吐き出した。

「──風邪かもね?」

「だろォォォォ!?俺もそう思ってたんだよ!やっぱな!」

待ってましたとばかりに、水を得た魚の様に、キラキラと目を輝かせて生き生きし出した玉置。

(はい、大正解)

良子は小さなため息をついた。