市川先生が先生の彼氏だと知った時は驚きました。
市川先生は明るくて楽しいけど頼りなく見えていたし、
佐々木先生みたいなしっかりしてそうな女性は
クールな男の人を選ぶと思っていたからです。
でもあの日、嵐の中危険を省みず助けに来て、
佐々木先生の姿を見るなり私たちの目もはばからず
迷いなく真っ先に抱き締めた市川先生の姿を見て、
本当の市川先生を見られた気がしました。
本気で好きならああいうとき、あんな顔になるんですね。
(そういや飯島君は来てすらくれなかったなぁ)
あのときの市川先生、すごくかっこよかったです。
断然田中先生派だとか言ってごめんなさい。
佐々木先生と市川先生の姿を見たからこそ、
飯島君が半端な気持ちで私と付き合ってたことを
確信したし、別れる決心もつきました。
それから、本を貸してもらってありがとうございました。
あの小説、本当におもしろかったです。
今後は紙の小説も読むようにします。
まずはあの小説と同じレーベルの本から。



