ライル率いる『TOMORROW』はライルのように若い精鋭の集まる部隊。



つまり、未成年から、上でも二十代前半と若い者ばかりの戦闘隊なのだ。



ライルは話し合いが嫌いだ。



知識をひけらかし、現場で戦うわけでもない上層部の連中が嫌いだからだ。



ライルは事務も戦場での実戦も自らする。



だからこそ、隊の者達の信頼も厚いのだ。



退屈な会議が終わり、ライルは重たい扉を開き無駄に豪華な廊下を歩く。