中庭の日光が一番当たる場所で今日もあの花は咲き続けてる。 雨の日には落ち込んで 風の日は傾きそうになって 晴れの日は太陽にもっと近付こうとするかのようにしっかりと根に力を入れて踏ん張っている。 生きようとしているその姿を見て、生きたいと思うことに人間だとか花だとか関係ないんだと実感した。 「空、青いな」 青すぎるその空は俺と美音が出会った日と同じ空だった。