「初めて見た時、人間じゃねぇみてぇっ!って思ったんだよなー」 ……何に見えたんだろう、そんな問いは直ぐに解決することになる。 「今にも壊れちゃいそうな儚い、なんつーか…妖精、みたいだった。」 あたしは思わず振り返り、扉に目をやる。 あたしが、妖精? こんな、こんなに汚い心を持った妖精なんて 「妖精に、見えたんだよなー」 絶対にいないよ